寓話
二つの巻宗がついに同じ机の上に置かれた
町の文書館には二つの队伍があった。第一队は速く走り、まず問題に従って庫房へ行き、候補の文書ファイルを一抱え持ち帰った。第二队は館長のために最終的な机を準備する役目だった。以前、第二队は文書ファイルの表紙と問題の要約だけを見て、似た言葉で並べ替えていた。
ある時、商会が古い証書を追跡した。二つの巻宗の表紙にはどちらも「埠頭賃貸契約」と書かれ、一つは更新契約、一つは早期解約だった。快速隊は両方を抱えて来たが、並べる隊員は表紙だけを見て、更新契約の巻を一番前に置いた。館長は危うく誤った案件を引用するところだった。
主管はまず表紙をより詳細に書かせた。庫房はそのためにラベルの貼り直しに忙殺されたが、曖昧な問題に遭遇すると依然として間違える。問題と文書ファイルは別々に置かれ、排隊員には両者の細かな噛み合いが見えない。
後に老館員は机の上の規則を変えた。候補の巻宗を並べ替えるたびに、質問と一つの巻宗を同じ机に広げ、逐句照合する。問いは提前解約なら、巻宗に違約、期限、通知といった手がかりがあるかを見るのであり、共通の字面だけを見るのではない。
こうするとずっと遅く、第一隊の大量の本探しを代替できない。しかし候補が数十冊だけになれば、同じ机で精読することで最も関連する巻を前に押し出せ、表紙は似ているが意味が反対の資料も見つけられる。
檔案館は最後に分業を固めた。まず速い方法で範囲を絞り、次に同じ机で精読して精密な並べ替えを行う。館長はこれにより、ある種の判断では問題と材料を互いに見せ合わねばならないと悟った。別々に理解してから比較すると、本当の関係をしばしば捉えられない。
老館員はさらにタイミング制限を設けた。同じテーブルでの精読は非常に労力がかかり、最初から全庫を逐次精読すれば、館員は疲弊する。したがって、候補がすでに絞られ、ランキング品質が成否を決める最終段階でのみ使用される。
後に館長は新人にこう説明した。速読隊は見落としそうな対象を漏らさないことを担い、精読机は似た外見を関連する答えと取り違えないことを担う。一方は再現率を重んじ、一方は判断を重んじる。二つの資料を並べて読むとコストは高いが、より細やかな関連性が得られる。そのため、表題がよく似ていても後ろに下げられる巻物があり、字面は異なっても問いに答える巻物が前に出される。館長が求めているのはまさにこの精読後の並べ替えであり、表紙の類似が生む錯覚ではない。遅くはあるが、最後の数歩の誤判断を減らしてくれる。この一歩がしばしば、正解と類似による誤導の差になる。