寓話
税務所は長い手紙の中から本当に登記すべき名前を探し出す
県衙は届出紙から人名、地名、貨物、金額、日付を整理する必要があった。書記は全文を読むだけなら大意は理解できるが、同一案件の異なる文書中の手がかりを対象ごとに探すのは難しかった。
捕頭は書記に、各候補実体を囲んで類型を注記させ、出現位置を原文へ結び戻させた。一つの「長安」は地名かもしれず、一つの「長安号」は商号かもしれず、類型は語面だけで決められない。
同じ商号には旧名と略称があり、同名の人は異なる街巷に住む。案板は別名、文脈、一意の識別子を加え、証拠が十分な時のみ統合し、確信が持てないものは再審査待ちの状態に残す。
実体を個別に列挙するだけでは不十分で、書記は人、貨物、日付、場所の間の関係も併せて記録した。各関係には出典文と信頼度を保持し、調査の際に元の紙に戻って検証できる。
実体抽出は非構造化資料を検索可能でリンク可能な業務オブジェクトに変えるが、型体系、正規化ルール、人手による再確認も同様にシステム品質の一部である。