寓話
人のために用を足す鉄馬は、まず責任の線の前で止まることを学ぶ
城西には鉄馬の一隊があり、商人の荷運び、棚卸し、受領証の作成を請け負っていた。当初は決まった路線しか走らず、御者が横で綱を引いており、間違えてもすぐに取り戻せた。
後に商隊はさらに多くの仕事を鉄馬に任せた。ルートの選択、残金の取り立て、貨物損傷の判断、顧客苦情への返信。速度は上がり、誰も昔のように列に並んで人を待つやり方には戻りたがらなくなった。
厄介なこともついてきた。鉄馬は時間に間に合わせるため狭い路地を駆け抜け、小さな屋台を壊した。古い帳簿で信用を判断し、新しく来た商人はいつも門前払いされた。家庭の事情が書かれたメモを公開の受領書に書き写してしまった。
店主は最初、鉄馬に「善意で事を運ぶ」と書かれた布を一枚かぶせ、さらに各馬に出發前に三つの良い言葉を暗唱させた。事故は減らず、報告書に美辞麗句が増えただけだった。
ある日、一頭の鉄馬が薬舗の急件を誤って酒館へ届けた。皆はようやく認めた。問題は馬に善意があるかどうかではなく、誰が目標を設定し、誰が影響を検査し、誰が止められ、誰が結果に責任を負うかにあると。
隊商は制度を作り直した。影響の大きい差異事項はまずリスク評価を行い、機微情報はまず遮蔽し、人身と権益に関わる決定は必ず人による再確認を要し、偏差と事故は記録して責任を追及する。
鉄馬は依然として速いが、その速さは境界の中に収められている。各ルートには理由があり、各越権には警告があり、影響を受ける各人は申立ての窓口を見つけられる。
町はついに理解した。働ける機械が増えるほど、責任を機械に外注してはならない。真に成熟した取り決めは、能力、境界、監督、説明責任をともに根付かせる。後に、さらに厄介な仕事が来た。表面的には古い問題の拡大に見えるが、実際には流れに隠れた隙間をすべて押し出した。誰が先に引き継ぎ、誰が変更でき、誤りが出たらどう一歩前に戻るのか。かつては顔なじみの暗黙の了解でやり過ごした場所を、今はすべて明らかにせねばならない。主事人は皆にもっと心を尽くせと促すのではなく、現場をもう一度歩いた。各引き継ぎ、各失敗、各補救を記録させ、どこがただ遅いだけか、どこが結果を誤って傷つけるか、どこが一度誤ると取り戻しにくいかを見極めた。新しい決まりを広げた後、最初の数日はしっくりこなかった。検査が一つ増えたと嫌う者もいれば、古い経験が侮辱されたと感じる者もいた。しかし次に異常が起きたとき、皆は初めて痕跡をたどって問題の起きた位置を見つけられ、結果を囲んで互いに推測し合うことはなかった。