寓話
どのレンガも窯を出る前に、まず同じ物差しの列を通る
紅窯鎮のいくつかの工房が共同で城レンガを焼いていた。以前は各工房が自宅の庭で泥を練り、型を替え、火加減を調整し、月末になって総窯にレンガを送っていた。城壁の検収が通らなければ、どの工房の泥、どの火加減が全体の不良を招いたのか誰にもわからなかった。
町長はまず月末の大検査を追加した。検査が厳しくなるほど、手直しは遅れた。あるレンガはすでに半ばまで壁に積まれており、取り外すのは焼き直すより骨が折れた。
老窯工は規則を改めた。各家庭は毎日少量の新しい煉瓦を総窯口に届け、まず寸法尺、打音、浸水、耐圧試験を通す。合格したものだけが大量分に併合され、不合格ならその日の配合に戻し、月末まで引き延ばすことは許されない。
後に町はまた小さな城壁の区間を試し積み用に設けた。レンガは小さな壁で一晩の風雨に耐え、ひび割れも浸水もなければ、初めて本壁へ運ぶことが許された。もしある日泥材に変化があっても、影響は一小段だけで、町全体の工事を台無しにはしない。
当初、作坊は毎日検査に出すのを面倒だと思い、月末に一度調べても悪いレンガは見つかると考えた。しかし当日に返品されれば一窯の損失で済むが、月末に返品されると壁の半分を崩す。早期発見の価値は、欠点を多く見つけることではなく、誤りがまだ小さいうちにある。
試し積みの小さな壁も一度大きな工事を救った。ある家の新しい泥材は尺の上では合格だったが、雨の夜の後に水が染み出した。総窯はその日そのロットの泥を停止し、城壁の工期は半日遅れただけで、本壁が裂けてから追及することを待たなかった。
その後、各工房はかえって安心した。毎日少量の新しい煉瓦だけを納め、間違いはその日のうちに分かる。検尺を通った煉瓦はより速く総窯に組み込まれ、小さな壁に運ばれて試し積みされる。城壁は月末に突然伸びるのではなく、同じ検尺を通った一つ一つが継続的につながっていくのだ。 その後、城壁はますます速く築かれ、手戻りは減った。各煉瓦は早くから同じ検尺に入り、小さな壁が先に本壁の代わりに風雨を受ける。問題は毎日顔を出し、毎日処理され、もう月末まで溜まって大崩落になることはない。 工房も泥、型、火を頻繁に変える勇気を持てるようになった。なぜなら、変更のたびにすぐ同じ検尺に照らされるからだ。
工房は最初は面倒がったが、数ヶ月後にはかえって楽になった。小さなステップで統合し、いつでもレンガを検証し、いつでも納品に備える方が、月末に一窯を賭けるより安定している。流水線が本当に節約するのは、エラーを遅く発見する代償である。