寓話
消防隊と公文書館
銭荘は帳場の火災を恐れ、店主は二つのことを尋ねた。帳場頭は一見似ている二つの事柄を管理している。一つはどれだけ早く再開して収受できるか、もう一つは最大どれだけ前の帳簿を失ってよいか。新しい使用人は面倒くさがり、二冊の帳簿を一冊にまとめ、どうせどちらも成否に関係すると考えた。
最初は誰も反対しなかった。番頭は二つの問いを「バックアップは良好」にまとめ、鉄箱を買えば安心し、店主はページ数が減ったのを見て手間が省けたと褒めた。しかし繁忙期になると、古い帳簿は突然説明がつかなくなった。前の山が終わっていないのか、後の山が守られなかったのか、誰も答えられなかった。
彼らはまずより多くの印とスローガンを補い、各人にもっと詳しく書くよう求めた。結果、冊子は厚くなり、争いは増えた。事が起きたとき、誰もが自分をかばう一言を見つけられたが、どちらを先に救うべきかは誰も分からなかった。
老管事は皆を庭に呼び集め、実際の経過に沿って歩き直させた。目の前の動作に関心のあるものは第一冊に、後続の負担に関心のあるものは第二冊に入れた。二冊は互いに参照し合うが、もはや同じページに混ざることはない。
火災の後、鉄箱は三日前の帳簿を守ったが、カウンターは半日では組み立てられず、昨日の取引も取り戻せなかった。分けて考えると、多くの古い結論が変わった。忙しそうに見えても実は問題を防いでいない仕事もあれば、普段は目立たなくても災害時に全体を守る備えもある。
新人が再び混同しないよう、老管事は彼らにそれぞれ小さな案件を処理させた。二冊の帳簿がそれぞれ自分の問題に答えられ、かつ境界で互いに接続できたときだけ、その小さな案件は合格となる。もし誰かが依然として二つの事柄を一ページに書くなら、現場に戻って誰が先に動き、誰が最後に責任を負うかをもう一度見なければならない。はっきり見えないときは、一度多く問い合わせるほうがましで、曖昧な帳簿を一夜越しにしてはならない。本当に事故が起きる日には、一行の区別が欠けるだけで一隊の人が無駄に忙しくなるからだ。
店主は別々に規則を定めた。カウンターは一炷香のうちに臨時に開けられるようにし、帳簿は半時ごとに隣へ写しを取る。後に新人が入ると、老管事はただ一言だけ覚えさせた。素早く復旧することと、古い帳簿を失わないことは、二つの別の尺度である。