寓話
古い書庫の文書管理担当者とカウンター上の閲覧台
古い書庫には三百年分の記録文書が収められ、文書管理担当者の老周が雇われた。老周の仕事は棚で本を探すだけではない——まず毎年新しく入る記録文書を大きさの異なる巻宗に分け、各巻にラベルを付け、そのラベルで検索カードを作り、どの背表紙にどれだけ長い要約を書くかを決める。外から見れば、彼のやることは二つだけ:問い合わせ票を受け取り、記録文書を渡す。
後に書庫は正面玄関に一台の検索台を設置し、訪問者が自分で台に質問を入力すると、機械が検索カード庫から関連する記録文書の抜粋を数段見つけ、一段の返答に組み立てて訪問者に渡した。訪問者たちは大喜びし、ついに老周を待たなくて済むと思った。
問題は2か月目に起きた。ある学者が本省の塩鉄税の帳簿を調べに来て、閲覧台はある年の税額を三万両だと伝えた。学者はそれを抜き書きして発表したが、査読者から数字が完全に間違っていると指摘された。学者は怒って書庫に戻り、老周は同じ検索カードの束を引っ張り出し、ある注記を指さして言った。閲覧台が引いたのはその季の予測数で、実収数は次の巻にある。しかし巻と巻のつながりを読み取れないまま、自信満々に引用してしまったのだ。
書庫はそこで老周と閲覧台のエンジニアを集め、一日中向かい合わせに座らせた。エンジニアは初めて気づいた。これまで彼らは検索カード庫のタグ体系だけを変え、検索順序ルールを確認していなかった。閲覧台はいつもタイトルが最も似ている記録文書を第一位に並べ、その記録文書が権威版かどうか、正誤表があるかどうかを問いたださなかった。
老周は一枚の図を描いた。原始記録文書から検索カード、順位規則、抜粋ロジック、最終返答まで、各段階で誤りが起こりうる。閲覧台はこの図の最上層の界面にすぎず、それを直すには下の何層も動かす必要がある。分割方式、ラベル戦略、順位の重み、出典表示の習慣。これらは知識庫に本を何冊か足せば解決するものではない。
最後に書庫は新しい規則を定めた。今後、回答が不正確だというフィードバックがあれば、まず検索カードの横に争議マークを書き、すぐに記録文書を解体しない。連続十回の争議が同じタグ戦略を指したとき、初めてそのタグが作り直される。老周はこれが対症療法ではなく根本治療だと言った。
学者は後に再び来て、閲覧台の各引用の後ろに来源記録文書番号と権威版かどうかが記されているのを見つけ、老周のところに戻って検証する必要がなくなった。書庫の入口には一行が増えた。見つけられることと正しく語ることの間には、一つのエンジニアリング全体が隔たっている。
年末に、書庫は査档台の費用を調達予算から運用予算に変更した。その真のコストはあの機械ではなく、検索経路を継続的に最適化する人にあるからだ。