寓話
倉庫の木札から出城する車隊の最後の一区間まで
文書館の写字生は、各質問に対して次に来る可能性のあるカードの列を並べることができた。初期は業務が単純で、館長が最初のカードを適当に取ってつなげば、答えはたいてい読めた。
後に顧客の質問は長くなり、答えは事実、語調、形式、権限境界を同時に満たす必要があった。カードの順位は機械の傾向を示すだけで、自動的に最終返信にはならない。
新人は、機械が予測できれば答えは自然に現れると思った。彼は最高得点のカードを一枚ずつ繋ぎ、得られた文は滑らかだったが、しばしば早すぎる結論に収束し、あるいは重要な証拠の前で止まった。
別の同僚は逆に変化を追求し、写録員が多くのカードから手当たり次第に引くことを許した。答えはより生き生きとしたが、時に低確率の奇妙な説を正式なメールに持ち込んだ。館長はここで最後の区間を別に取り出して治理した。どの場面は確定すべきか、どの場面は多様でよいか、どの語は必ず避けるか、いつ止めるか、いつ証拠を引用する必要があるか。
彼らは異なるタスクに異なる出城規則を割り当てた。カスタマーサポートの返金は安定重視、マーケティングのタイトルは探索可能、法務説明は短く出所付き、社内ブレインストーミングはランダム性を緩めてよい。システム稼働後、チームは多くの事故が機械が知らないことからではなく、最後に出力を選ぶ方式がタスクに合わないことから起きることに気づいた。デコードパラメータは納品品質の一部となった。
館長は後に、写字生にいくつかの城外への出し方を追加した。厳粛な告示は最も安定した木札のみを使い、祝祭の短い便りは似た木札の中から一枚選んでよく、長い手紙は読みながら息継ぎの出口を残す必要があった。
新人は納得せず、同じ列のカードで三度試した。一通目は乾きすぎ、二通目は飛びすぎ、三通目は証拠も余地もあった。彼はようやく気づいた。カードの並びは倉庫内の可能性にすぎず、城外へ出る車隊には取捨の規則が必要だと。
それ以来、文書館は「カードを並べられる」ことを「返信できる」と見なさなくなった。最後の短い道のりが、答えが板のように硬いか、散り散りか、ちょうど使えるかを決める。それ以来、文書館は機械のスコアを答えそのものと見なさなくなった。顧客に本当に渡すのは、選択ルールによって生成された系列である。