寓話
文書館が古い写真のために識字職人を招く
古い文書館は湿気を帯びた帳簿の束を受け取った。墨がにじみ、行が傾き、多くの文字は半分しか残っていなかった。新人はページ全体を模写し、しばしば汚れを数字と見なし、続け字を誤って分解し、その誤りが新しい帳簿に持ち込まれた。
館長は当初、彼にもっと速く整った字で写すよう促すだけだったが、効果は薄かった。老いた記録係はまず各ページを正し、行を分け、次に字を一つずつ識別した。金額や人名に遭うと、前後の文脈と古い帳簿の形式で照合した。
読み取れない字を無理に埋めてはならず、原ページの位置と疑わしい点の印を必ず残し、帳簿に詳しい人員に再審査を委ねる。こう整理すると、帳簿のページは単なる一段の文字になるだけでなく、各字がどこから来たか、どれほどの確度があるかも保たれる。
数週間後、倉庫はついにこれらの古い帳簿を検索でき、元の画像に戻って重要な数字を確認できた。画像上の文字を使えるデータに変える難しさは、認識にもあり、不確実性を認めることにもある。