寓話
城門の番号だけを認める名簿
灯台鎮には古い仕分け機があり、手紙全体は見ず、木片の番号だけを見る。各番号は名簿の一字ブロックに対応し、門番は番号に従って木片を機械に送り込む。
昔は町への手紙が少なく、名簿で足りていた。後に外地の隊商が新しい地名、新しい品名、新しい姓を持ち込むと、門番は対応する番号を見つけられず、見慣れぬ語を細かな木片に分解するしかなかった。選別機は読めても、意味を奇妙に切り分けてしまうことが多かった。
鎮長はまず守門人に臨時番号を振らせた。数日後、同じ地名が三人によって三組の番号にされ、古い手紙と新しい手紙が合わなくなった。二度目の修正は、すべての新語をまとめて名簿に加えることだったが、名簿はすぐに膨張し、常用番号も乱れた。
老書記が名簿を改訂する。よく使う字塊は安定した番号を保ち、新規語は登録を経て、あまりに珍しい語は規則に従って分割し、よく使う新語はさらに独立項目に昇格させる。名簿は小さすぎてもならず、恣意的に拡張してもならない。
新しい規則で仕分け機はずっと安定した。見慣れない荷名に出会っても、既知の文字ブロックで処理できる。高頻度の新語に出会えば、名簿に正式に収録する。門番も、番号が一度変われば、過去に蓄積された多くの対応関係が影響を受けることを知っている。
灯台鎮はついに理解した。名簿は普通の辞書ではなく、文字を処理可能な単位に切り分け、番号を割り当てる境界なのだ。それは機械がどの文字ブロックを見られるか、どう入力に組み合わせるか、未知の語がどんな形態でシステムに入るかを決める。
老書記は旧名簿のバージョンも保持していた。新名簿が分割方式を変えた場合、過去の手紙は当時どの版を使っていたかを知る必要がある。さもなければ新旧の番号がずれてしまう。名簿は基本的に見えるが、処理秩序全体を左右する。
後に灯台鎮が新人を教えるとき、機械がどれほど賢いかを先に語らず、何通かの外地の手紙を自分の手で切らせた。細かく切りすぎると意味が散り、大きすぎると名簿が支えきれない。適切な語彙表とは、表現力、安定性、規模の間で取捨選択することだ。後に外地の新語が増え、名簿も定期更新された。更新のたびに、書記は古い手紙がまだ正しく機械に送り込めるかをテストした。変化を安定して担える名簿こそ、選別機の本当の入り口である。名簿が安定していれば、後の処理が最初の一歩で乱れない。後に字塊を追加するたびに、書記はそれが十分に一般的か、古い番号を壊さないかを尋ねた。